その部分を本来の位置に近づけて回復を助けることが施術のメリットです。
●症例
・ぎっくり腰 ・腕が挙がらない ・寝違え ・膝痛 ・スポーツ障害など
これが初回処置の大切さです。二回目以降の来院時には、固定した状態を保持しながら骨折部の再生を促進する微弱電流などで治療します。
※骨折、脱臼の疑いがある方は初回の処置後に医師の診察を受けて頂きます。医師の同意のもとに二回目以降の施術を行っていきます。
足首の関節は、主にこれらの骨の繋がりで作られており、骨同士が安定した位置にいる為に「靭帯」などの組織で補強されています。
スポーツなどでよくある内返し捻挫をすると、図のように骨同士が離れようとする力が働き、離れさせまいとしている靭帯を損傷してしまいます。
この状態のまま安静にしても、痛みは無くなってきますが、骨同士は良い位置関係ではないため、最大限の自己治癒力は発揮できません。
その為、初期処置でキチンとした位置にしておくことが大切です。
骨折と同様に、2回目以降の後療では電気治療や手技療法を行い、疼痛物質除去や血流改善効果を与えて、自己治癒力の手助けをしていきます。
捻挫以外でも、肉離れや打撲、脱臼などケガには全て対応します。
どんなケガでも初回処置で関節や骨、筋肉のあるべき位置へ近づけ、2回目以降は損傷した組織を早く修復させる様なアプローチをしていくのが基本的な流れです。
子供の脱臼など比較的軽度な外傷は一回の施術で終了する事もありますが、腰を痛めた場合などは、一つの関節が捻挫の状態になっているだけでなく、
色々な原因が考えられますので、局部的に施術をしてもなかなか良くならないケースもあります。(慢性腰痛)
このような方には、健康保険で行う局部的な治療に見切りをつけて、身体の質を改善していくオステオパシーに切り替える様アドバイスする事もあります。